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▲someday_my_prince_will_come
僕は甘いマイルスが好きだ。
ゆえにビッチェズあたりのマイルスは聞かない。
このアルバムは甘いマイルスをコルトレーンがぶち壊すように吹き始めるバランスが楽しめる。
ジャケットの女性は好みではないがマイルスの良さがわかる1枚。
▲TILT / BARNEY WILEN
人や方言によって言い回しが違うように、フランス人バルネウイランは吹き回しが独特で楽しめる。
とてもいい!コルトレーン、ゲッツ、ズートとは全く違う世界が楽しめます。
▲PITHECANTHROPUS / CHARLIE MINGUS
直立猿人 チャーリーミンガス
フリージャズの一つと思い込み買ったが、「なんだこりゃ」と聞いていなかった。
最近CDを買い聞き直すと、聞き方の間違えに気が付いた。ようするに、夜酒を呑みながら単行本を読むように内容を理解していけばよい。
そうするとピテカントロプスの動きがわかるようになる。
何故か頭にフレーズが残り、また聞きたくなる。歳をとると感受性がかわる証拠。
▲SINGS / Chet Baker
チェットベイカーを初めて聞く人は男性とは思わない。
女性と思って聞くとなんてことないが、男性なので、この「にゅるにゅる」した感じのチェット世界に入ると違和感を感じるか抜け出せないかどちらかである。
ちなみに僕は抜け出せないほうである。
▲WE GET REQUEST / Oscar Peteson
ピーターソンが最近惜しまれつつ亡くなった。
しかし自分ではこの1枚のみしか聞かない。
ピーターソンは音が多くてどうも落ち着けないのだが、これは誰でも楽しく聴けるピーターソンのお勧め版である。